鳩子の詩集 - 26    

さよなら

「さよなら」と言って、別れた友。
あなたは、わたしに「さよなら」と言って、
自分の中の少女にも「さよなら」と言いました。

小さくて愛らしかった少女のあなた。
わたしの心配を余所に、
「今まで耐えてきたことは、
これからも耐えられる」と言ったあなた。

あなたの勇気が本当なら、
わたしも人に何かをしてあげられる。

だから、あなたも、
あの小さな少女のことを、
ずっと忘れないでいてほしいのです。