鳩子の詩集 - 7    

内緒の女の子

小学生のころ、
運動着のわたしの両肩をポンとたたかれて、
「○ちゃん肩幅が狭いわね」なんて先生に言われて
ちょっぴり傷ついてたわたし。
素直に鉄棒の練習もしてみたけれど、
あまり上達はしませんでした。
でも恨んでません。だって家に帰れば、
内緒で女の子してたんですから。
おとなになれば、
内緒の世界がほんとになるの。
デートのときなんか、指先から、すこしづつ、
ほんとの感じがつたわってきたりして。
そんなすてきな恋にめぐりあうこともあるかもね。