カラフルな鳥たち、そして鳥装とは

2007/5/4 金
一昨年の夏、KさんとSさんと三人で公園を散歩していると、公園のはずれに小さな動物園がありました。そこには熱帯地方の珍しい鳥がたくさんいました。鳥たちは色がとてもカラフルで、からだの一部が真っ赤だったり、緑色や黄色をしていたり、日本にはいない原色の鳥たちでした。(そのときの写真では鳥がよく写ってませんが……)
そのときふと、熱帯地方の人たちの好む衣服の色も、カラフルなことを思いました。子どものころに叔父さんのハワイ旅行のお土産にもらったアロハシャツの色も、カラフルでした。
そこへいくと日本人の好む色は、微妙な中間色が多いです。渋好みというか、日本に棲む鳥たちもなぜか地味な色をしているのが多いです。若い人の好むパステルカラーも原色ではなく一種の中間色ということになると思います。

そこで、民族の色の好みは、服装の色の好みのことであって、そこに棲む鳥たちの色の影響が大きいのではないか、ということをテーマにしたいのです……、

古代社会には、鳥装のシャーマンたちが、世界各地にいたそうです。鳥装とは、羽根を身につけたり、くちばしのようなものをつけたりして、鳥のかっこうをすることです。空を飛ぶ鳥は、神々の使いと見なされ、また霊魂を運ぶものと考えられて、シャーマンたちは神の使いであるために鳥装をしたわけです。そのときの鳥装の色彩は、その地方に棲む鳥と同じような色彩になるわけなのでしょう。
そして歴史が進んでも、晴れ着として着られた衣服の色彩は、鳥装の色彩の影響が根強く残ったようで、現代では普段着の色彩にも影響を与えているわけです。

古代のシャーマンといえば、女装(じよそう)の男性も多かったらしいのですが、こういう女装(じよそう)と鳥装との関係はどうなのでしょうね。