親にもらったカラダ?

ある雑誌の美容整形特集の記事をメモしておいたものの中に、
ある大学の先生の言葉「日本にも根付いた儒教的な価値観では、……親にもらった体を傷つけることはタブー」」
そういうものが根付いていたかどうかは疑問なのですが、よくこういう言い方をする先生はいらっしゃいますね。
日本ではある時代に刺青は一部の特殊な人以外では廃れましたが、お灸だとか、約束をかわすときの血判とか、いろいろありました。遊女が男と約束するときの起請文では、遊女は自分の指を傷つけるのが嫌なので、店の若い衆にお小遣いをやってなんとか血判を取り繕ったりしたそうですし……、それはともかく、
儒教がより浸透していたはずの韓国社会のほうが、美容整形が盛んなのは何故でしょう。儒教には本当は「ダメな王は替えてしまえ」という合理的でサバサバした面がありますので、あるいは韓国ではそういう考え方から、美容整形が盛んになる下地があったのかもしれません。先の先生のお考えとは正反対の理由になりますけど。

日本人はもう少しウエットなどころがありますので、画一的に走らずに、バランスや調和というものを、考えると思います。今の時代、なんでもお金で買えるわりに、型にはめられてかえって自分が見えなくなってしまうこともありますから。それは見た目についても、心の意識についても、そうなんでしょうね。
とはいえ、原発のために故郷さえもなくなってしまう時代に、人々の考えはどう変わっていくことでしょう。

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