二人の自分の呼び方

漫画家の水木しげる氏は、自分のことを「水木サン」と呼ぶようになってから、精神的にずいぶん安定するようになったのだそうです。自分で「水木サンのベビーのころは……」なんて一人称代名詞のように言うわけですね。
自分の呼びかたというのも、自分にとってデリケートな問題があると思います(ジェンダーと一人称代名詞)。

ジェンダーをトランスするケースというか、私たちの場合、自分が二人いるようなときがあります。
これまでネットで見てきた限りでは「男性モード」といった言いかたをする人が多いようですね。なるほどとも思いますが、なんとなく使いにくい言葉です。なんといいましょうか、エンジンは同じ1つで、いくつかのモードがあるような? トランス感がないんです。それから、「心」と「からだ」をきっぱり切り分ける発想も私にはできないかもしれません。「心」が「からだ」より優位で、「からだ」はすべて「心」に支配されるべきだという考えもありませんし……。

それはともかく、これまで実際に私が使った言いかたを思い出してみます。

会話やメールで「あちらの世界で……」という言いかたをしたことがあります。ちょっと……天国とか異次元の世界に来ちゃってるみたいですけどね。魂がさまよってるみたいで、イマイチの感じかも。さまよう感じは嫌いではないのですが、魂だけだと幽霊みたいですからね(別の意味の「トランス」には違いないですけど)。

「私のなかの彼」という意味で、「うちの彼が……」なんていうの。「彼」なんていうと、恋人みたいで、違和感がありましたね。

最近SNSのT's LOVEで自分史的なことを書いてますが、「鳩子の片割れが……」という書き方をしてみました。そう、あの人は片割れなのかもね ^^;。


ほかの人の例では「B面」というのが良かったですね。アナログレコードでいうと Boys Side なのでしょう。B面では恋をしないかもしれないし??

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