七草

七草粥に入れる七草を、まな板の上で、トントントンと調子良く刻むときの歌があるそうです。

♪七草なずな、唐土の鳥が、渡らぬ先に……トントントン

喜多川歌麿の描いた『絵本江戸爵』(天明六年 1786)という絵本に、日本橋芳町の茶屋での七草の風景の絵があります。狂歌が書かれていて……

♪拍子よし てうと鈴菜も 三番叟 わたらぬさきに はやす七草

お囃しの拍子も良さそうです。三番叟(さんばそう)とは歌舞伎踊りの一つで、お正月に行うものだそうです。鈴菜は「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」という歌の、6番目で、蕪(かぶ)のことらしいです。
七草は五節句の一つですが、そういう日を芳町や吉原では紋日(もんび)と言って、馴染みのおきゃくさんは必ず来なければならない日だったそうです。ブログや掲示板で「今日は私の誕生日です」なんて書くと、どっとコメントが集まったりしますが、それと似たようなことなんでしょうね?。
健康で一年を送れるといいですね^^

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