魔性の女?

魔性の女といえば、平成時代では、あの人、
東電OL殺人事件の被害者の人のことを思い出してしまいます。

事件の再審裁判は、外国人の人が無罪になりそうなので、ひと安心です。

『東電OL殺人事件』という本を読んだのは、2011年3月の原発事故の直後でした。
そのころ原発関係の本を2〜3冊読んだら、他には出版されいる本はありませんでした。
日本社会には、原発批判の出版物をほとんど持たなかった時代があったのです。
当時、広瀬さんや小出さんの少し古い本は、かなり高価な値段が付いてました。
それで東電関係の本だから何か参考にならないかしらと、
2冊210円でその本を手に入れて読んだのです。

雑誌の連載記事をまとめた本で、連載中のころから、
女性読者からの同情や同感の手紙が多かったそうです。
不特定多数の男性と関係に至るような心理については、
ごく普通の女性の心にも潜んでいるのではないかと、
著者の佐野氏は書いてますが、たぶんその通りなのでしょう。
実は私も・・・そういう理由で前から読みたかった本でした。

本には読者の女性とのインタビューまで載っていて、普通の女性の心の内面の
リアルなレポートがあって(体験談の話ではありません、心理の話)、
そして最後に著者が書いていたと思うのですが、
インタビュー相手の女性との関係はなかったそうです。まあ、そうでしょうね。
秘密のインタビューで、シティホテルの一室で二人が会うのは他には誰も知らない
というような状況設定ですから、誤解のないように書き加えたのでしょう。

似たような話をどこかで読みました。
昭和20年代の男娼といわれたお姐さんたちのインタビューで、
聞き手はお医者さんらしき先生。当時のカストリ雑誌に載ってました。
この先生も、インタビュー相手との関係はなかったと書かれていました。
ただ、こちらのお姐さんたちは、インテリ好みが多いので、
ずいぶん先生に対してシグナルを送ってきた人もいたようなお話。

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