福島のMさん

Mさんとあるところで待ちあわせして会ったのは、1989年ごろなので、だいぶ昔です。
Mさんの大型のワゴン車に乗せてもらうと、ワゴン車の後ろには折りたたみのハシゴや太い電線のたばが置いてあって、電気の配線工事のお仕事の車のようでした。それからMさんのアパートに寄ったり、半日くらい一緒に過ごしました。プライバシーの詳細までは話さなかったのですが、郷里の福島へ帰ることになったので、その前に私と会っておきたかったということでした。そしてそれっきりになってしまいました。
何日か前にふっと思い出したのです。配線のお仕事は、個人営業のような下請けのような感じでした。家庭で目にする電線ではなく、工場の設備かなにかのような……。福島県のどこかは聞かなかったのですが、帰ってからも同じ仕事なのでしょうか。福島の原子力発電所には、そういう人たちが常時何千人も働いていたという話を聞いて、そして今でも何百人も残っているというニュースを聞いて、気になってしかたがありません。

Trackbacks

コメント

< 大地震から10日 | top | 祈るしかないかも >