自転車の歌

昼メロのドラマを見てたら、昭和のごく初期の時代で、お嬢さまが女学校に進学するので、自転車通学になるというお話でした。女学校へ行く人はまだ少ない時代で、学校の数も少ないですから、遠距離の通学になります。こうして大都市以外では自転車が普及していったことなのでしょう。
大都市では鉄道がだいぶ整備されて、当時、婦人専用車両もできたらしいです。これが廃止されたのは、軍部との関係なのかもしれませんね。

明治の40年代ごろの流行歌(ハイカラ節)によると、都の西北の目白台の女学生は自転車通学が多かったようです。女学生といえば袴姿。あの袴姿は、自転車通学のためのファッションだったのかも。
昭和10年代にも自転車の歌が流行りました。「お使いは自転車に乗って」という歌で、これも女性が自転車に乗る歌です。お使いだけでなくお勤めにも自転車は普及したようです。企業や公務員に女性がどんどん採用されていった時代です。それはつまり働き手だった男性たちが戦争のためにたくさん駆り出されてしまったからです。
以前、自転車のことをぐーぐるしたとき、戦前までは女性が自転車に乗ることを制限するような風潮があったと書かれたページがありましたが、一部の家庭ではそうだったのでしょうが、少し古いフェミニズム系の考え方の陥りやすい間違いでしょう。最近はそういう人たちも日本の歴史をよく勉強するようになっていると思います。

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