泣く男 2

(アメリカでのリコール騒動があり)、トヨタの社長さんがアメリカの公聴会を終えて現地の社員の前で泣いてました。そういうこともあるのでしょうね。

映画評論家の佐藤忠男氏によると、1950年代以前の日本映画に出てくる男はよく泣いたそうで、当時の実際の男たちもよく泣いたのだそうです。もっと昔の明治大正時代には、男はもっともっと泣いたと言う人もいます。
1960年代以後、日本の男は泣かなくなったらしいです。この時代、子どものころ「男の子は泣いちゃいけません」なんて叱られた人も多いでしょう。1980年代までが、男がいちばん泣かなかった時代だということになります。

バブル崩壊後の1990年代から、スポーツ選手とか、花婿さんとか、人前で男性がまた少し泣くようになりました。ある意味で、男性たちの言語能力が劣って来たためともいえるのかもしれません。表現したい感情があっても、言葉でうまく表現できないときに人は泣きますから。
トヨタ社長の場合は、言語能力はじゅうぶんだと思いますが、大きなストレスから解放されたあとでしたから、スポーツ選手のケースと状況が似ているのかもしれません。
髪を切る男と泣く男

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