1970年代

NHKのBS2で「荒井由実“ひこうき雲”の秘密を探る」(1月16日午後9時)という番組があるそうですが、過去のヒット曲のエピソードの発掘ということみたいですね。番組案内を最初にみたとき、「荒井由実」という名前に反応して、1996年の「荒井由実コンサート」を思い出したのですが、そういうのではないみたいです。

「ひこうき雲」を聴いた1973年は、オイルショックの年でもありました。あの1970年代のことをもう一度よく考えてみたいとずっと思っていました。
あの時代、石油の値段が暴騰して、省エネやエコが言われていました。テレビの深夜番組は省エネのために短縮になったりしました。食糧の備蓄ということが政策テーマになっていた時代です。
それから、Uターン現象といって、若い人たちが都会を捨ててUターンして地方に生活の場を求めるような風潮も出てきました。「地方の時代」の始まりのようにもいわれました。
そのほか、1980年代後半以後のバブル経済によってすっかり忘れられてしまったようなテーマがたくさんあったのです。

1970年代的なものの始まりは、1971年のニクソン・ショック、それまで1ドルが360円だったのが、変動相場制へ移行したのです。1974年にはベトナム戦争も終結し、これらはアメリカの力の衰退を意味するものでした。その後、グローバリズムと新保守主義でアメリカが息を吹き返したかに見えたのも、一種のまやかしではないかと思います。

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