赤塚不二夫

今年なくなった有名人でいちばん記憶に残っているのは、漫画家の赤塚不二夫という人。
面白い漫画がたくさんありました。ペーソスとか人情とかいうものからくる笑いとは違って、もっと新しい笑いでした。当たり前と思っていた常識を引っくり返してくれるような笑いというのでしょうか。
面白いという言葉の語源は、正面の視界をふさいでいたものが取り払われて、視界が白っぽく明るく広がってゆくことの意味らしいのですが、そんな感じです。新しい視界にどんなものが見えてくるかは、見る側の感受性によるのでしょうけど。
没後の追悼番組などで知った赤塚氏の私生活は、とてもシャイな人なのですが、それ以外はあの漫画の世界そのままのようでもありました。もしかすると自分を語るのに多少の漫画的脚色もあるのかもしれませんね、落語家が落語的に自分の半生を語るように、そういう意味では懐かしい古い芸人さんみたいでもあります。

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