風邪の一日

風邪をひいて学校を休んだ日は、子ども心にも、一日だけ普段と違う世界にまぎれこんでしまったような感覚がありました。
家族がとても親切にしてくれます。家の猫は私が学校へ行っているときも、今日みたいにやっぱり隣の部屋で昼寝をしてるのかしらと思ったり。
部屋にある本やおもちゃは、いつもそばにいてあげられないけれど、今日はずっとそばに置いて、手でさわったりすることもできます。昨日までよりも親しくなれた感じで、気づかなかったことに気づくこともあります。
そうやって違う世界が見えてきたほうが、気持ちが安らぐものなんですね。
そのうちまた風邪を引いてみるのも、悪くないかもしれませんね。

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コメント

まりっべ : 2008年12月23日 10:31

子供の頃、毎年冬になると何度か風邪をひいて学校を休みましたが、
うちの家庭は他所と違っていました。
風邪をひいて布団で寝込むと、よく父親が部屋にやってきて、
「何故風邪なんかひいているんだ!普段から不摂生しているお前が悪い!」とよく怒鳴られて嫌な思いをしました。
だから体調が悪くても、倒れるまで我慢していた記憶があります。
外で遊んでいてケガをしたときも「不注意」を指摘されましたね。

今考えると暖かい家庭が欲しかったです。。

鳩子 : 2008年12月23日 21:34

昔は軍人さんみたいな親もいましたね。亭主かんぱくというのでしょうか、子供はけなげに適応しようとするものですよね。
でもたいていは子供はほったらかしの家が多かったと思いますが、風邪をひいたりしたときは少し違いました。親たちは幼いころに兄弟を亡くした経験も少なくなかった世代でもありましたし。とはいっても、暮れの忙しい時期に風邪でもひかれた日には、そんなにかまってやれなかったとは思います。そのほか条件によっていろいろでしたが、子供でも周囲の対応の微妙な変化は感じとれたと思います。
最近のなんでも救急車を呼ぶ親というのは、子供の目にどう写るのか、よくわかりませんけど

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