ジュンメとジンケン

トランスではない女性のことを「純女」というそうです。読み方はジュンジョでなくジュンメ。そのいわれは、戦後まもなく安価な化学繊維が普及しはじめたころに、従来からの木綿の生地を「純綿(じゅんめん)」と言ったことから、それにシャレてジュンメと言ったのだそうです。
「化学繊維」と書きましたが、日常語では、ジンケンと言うことが多かったみたいです。ジンケンとは「人絹」と書きますが、人工の絹という意味なんでしょう。ジンケンといえばもう一つ人権というのがありますね。

むかしマルクスの哲学を勉強していた人に聞いた話によると、人権とは市民国家(ブルジョア国家)が保障する市民的権利(ブルジョア的権利)にすぎないものだそうです。その人はもっと先の理想社会の話をしてくれましたが、主義はどうあれ、こういう理想を語る人が今は少なくなりましたね。目先の話ばかりが横行しています。
さて、人権とは、政治的で法的な範囲のものですから、範囲を広げすぎて考えると泥沼におちいると思います。自然の草や木や石や、あらゆるものに精霊が宿るというのはアニミズムの考えで、そういうのはあると思いますが、古い習慣や日常生活のあらゆるところに人権を見てしまうのは(比喩的な話は別として)、ある種のアニミズムというか、「人権」への呪物崇拝あるいは物神崇拝になるのかも。呪物崇拝とは英語でいうとフェティシズムです。別のところで「法律フェチ」なんて書いてしまったことがありますが、真意はこんなところです。
人権フェチはともかく、フェティシズムは悪いものではありませんが、それぞれ個人の趣味の問題であって、オタクの人はそのことをよく理解していると思いますが、他人に強制するものではないわけです。

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コメント

詩織 : 2007年8月14日 06:47

ジュンメとジンケン
鳩子さん、おはようございます。 (*^。^*)

私、この字は知っていましたが、ずっと間違って読んでいました。(^_^.)
今日から正しく、ジュンメさんと読ませていただきます♪

でも、ジュンメさんとトそうでない人と、どちらが幸せなのでしょうか?

そのときの状況によって変わるのでしょうね♪  (*^。^*)

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