即効性の落とし穴

高校のときの数学が、なぜあれほどできなかったのか、思い出してみると、あるとき1週間ほどさぼったために、その直後からついていけなくなったようなところがあったかもしれません。あれは何か積み重ねのようなもので先へ進んで行くのかもしれませんね。

その点、現代国語などは、何の準備も必要なく、気が向きさえすれば、いつでも授業に入って行けたようなところがあります。
あるお父さんが高校生の息子の国語の点が悪いので良いアドバイスはないかというので、普段から新聞や本を読んだり日記を書くのも良いかもしれませんと適当に答えたことがありますが、数学と違って即効性のある勉強法というのはないのだと思います。

そして現代は即効性のあるほうへ人が流れてゆきます。ちょっと勉強したら良い点がとれたから自分は理系向きなのだと思い込む人も増えているのかもしれません。

世の中は一つの方向への積み重ねばかりとは限らないわけです。そうではないことがたくさんあります。いちばん下に積んでおいたものが、本当はもっと表面に置くべきものだったり、順番がひっくりかえったり、見向きもされないことがいちばん大切なことであったりします。

従来の"TS道"や"GID道"は、単一方向への積み重ねの発想そのものですから、そういうのにちょっと疲れたなと感じたら、新しい別の発想を取り入れるのが良いと思います。

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