MTF観音、FTM地蔵

あちこちのお寺にまつられる観音さまは、女性の仏さまだと思っている人が多いことでしょう。鎌倉の長谷観音の住職さんがコメントされたページを読むと、男女どちらでもありうるようなお話しでした。
あちこちのお寺にまつられる観音さまは、女性の仏さまだと思っている人が多いことでしょう。鎌倉の長谷観音の住職さんがコメントされたページを読むと、男女どちらでもありうるようなお話しでした。
観音さまは、古代のインドでは男性だったそうで、勢至菩薩が知をつかさどるのに対して、観音菩薩は慈愛をつかさどったことから、女性的だったのでしょうか、中国から日本へと伝わるうちに、ジェンダーがトランスして女性のようになってしまいました。男性から女性なのでMTF?。

道端に多いお地蔵さまは、石の像を見ても男性のお坊さんのようです。インドでも男性だったらしいのですが、生前は女性だったそうです。もとはインドの神さまではなくて、西アジアで信仰された地母神だったのが、仏教に取り入れられて、ジェンダーがトランスして男性になったらしいです。お地蔵さまが日本で人気があるのは、子どもにも見えるし女性的な感じもしなくはないようなところにあるのかも。

関係ないかもしれませんが、西アジアの地母神といえばギリシャ神話にも取り入れられたキュベレーという神さまがいました。キュベレーは両性具有だったけれど暴れ者だったために去勢されて女性になったという話があります。

観音さまについて、おおもとのインドの仏典に男性として描かれるのだから、男性だと、無理にそうしなくも良いわけなのでしょう。たくさんの国へ広がっていった宗教というのは、いちばん最初の時点でもう広がっていこうという志向があったみたいで、体系が整ったときには既にさまざまの国々の神々が寄せ集まっていたものだったのでしょう。中国や日本に広がっていくときも中国や日本の神さまの性格が加わっていったわけです。というふうに考えると、やはり男女どちらでもありうるということなのでしょうね。


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