口笛の思い出

子どものころは、口笛を吹く子は不良になると思っていました。そのように教えられたからなのでしょうけど、だから口笛は今も吹けません。
たぶん口笛は大昔から山の精霊を呼び出すための手段だったので、日常の生活では吹いてはならないものとされ、そういうタブーの歴史の名残りなのかもしれません。

アニメドラマの「アルプスの少女ハイジ」で「口笛はなぜ遠くまで聞えるの」と歌われたのは、山の生活が背景にあったからなのでしょう(西洋も東洋も似ていたということ?)。有名な国文学者の小説に口笛に関してのものがありましたが、タブーへの挑戦の意識もあったのかも。

小学生のときに姉に呼ばれて行ってみたら、姉が突然口笛で童謡のフレーズを吹いて聞かせたのです。私はびっくりして、どうすれば吹けるようになるのか聞いてみたのですが、姉はいたずらっぽく微笑むだけでした。大人たちの前では吹けないけれど、子どもたち二人きりのときにちょっと吹いて見せたのでしょう。姉の口笛を聞いたのはそれ一回きり。私も口をとがらせて吹く練習をしてみたのですが、ひゅーひゅーと風の音がするだけでした。

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コメント

まりっぺ : 2007年4月30日 09:51

子供のころ、口笛を吹いてはいけません、と教育を受けたことはなかったです。母親が信州の山奥で生まれ育ったので、日常的に口笛を吹く習慣があったようで、何かアルプスと似た環境だったのかもしれません。でも夜は口笛を吹くと魔物が出るので、夜はよしなさいと言われましたね。と言いつつ母は口笛の名手だったのですが、私は不器用でほとんど口笛を吹けません。。

鳩子 : 2007年4月30日 14:16

夜以外も口笛はダメというのは、うちの女系家族の過剰反応だったのかもしれませんね^^;
信州の話はいいですね、ハイジを地で行くみたいです。
うちの母たちのアイドルは、口笛を吹きそうな石原○次郎や小○旭ではなくて、市川雷蔵や大川橋蔵でした

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