卵焼きの夢

スポーツといえば思い出すのは、
1960年代の日本の子どもたちが好きだったものといえば、
「巨人・大鵬・卵焼き」
野球の巨人と相撲の大鵬で、3つのうち2つがスポーツに関することでした。
卵焼きはまだ、ちょっぴりぜいたく品だった時代です。小学生の遠足や運動会のときのお弁当のおかずの定番でした。

何年か前にテレビコマーシャルで、南伸坊という大きなおにぎりのような顔のおじさんが、チキンラーメンにお湯をかけて生卵を載せておいしそうに食べてました。1960年代当時、日清のチキンラーメンは30円。卵は15円くらいでしょうか。合計45円。週刊誌が30円の時代ですから、今なら10倍。インスタントラーメンと生卵で、今の450円くらいに相当します。

「長屋の花見」という落語では、卵焼きが買えないので、黄色い色が似ているタクアンを卵焼きと思って長屋のみんなで仲良く分けて大事そうに食べてました。「そっちの卵焼きのシッポじゃねぇほうを一切れ食いてえ」というのが八っつぁんのセリフ。「やっぱりカマボコは練馬に限らぁ」とも言ってました(大根の漬け物がカマボコでした)。卵焼きが「夢」だった時代なのでしょう。

コロッケが5円だったのは1950年代でしょうか。60年代では特売日にならないと5円にはならなかったように思います。60年代はアンパンも牛乳も15円くらいだったような……。(4/12)

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コメント

雨庭みどり : 2007年4月13日 10:27

この文章、とても面白かったです^^
鳩子さん、この文章面白くて、チキンラーメンの話から長屋の花見に
飛んじゃうところで、通勤バスの中なのに、声を出して笑ってしまい
ました(笑)。卵焼き→チキンラーメン→長屋の花見…すごい連想!
意外性がありました^^b

最近、携帯PDA&エッジでネットを見ていることが多いのですが、
混んだバスの中では気をつけよう…と思いました^^ゞ

鳩子 : 2007年4月13日 14:41

バナナも高かったです
スポーツの話から卵焼きの話になったのですが、
「みどりの居酒屋日記」も目玉焼きの話題でしたね ^^;
卵が高価だったという話のついでに、インスタントラーメンも最初は高かったのを思い出して……。そのほかには、バナナが高かったですよね。
携帯用の便利な機械をお持ちなんですね、笑うのもおしとやかにということでしょうか

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