マッカーサーのベルト

昭和20年代の日本の映画(現代劇)を見ていたら、男性たちのズボンのベルトは、みんな高い位置にあって、肘くらいの高さになっていました。女性のスカートとほぼ同じ高さです。こういうファッションはアメリカの影響かしらと思って、当時のアメリカ人でそういうズボンのイメージの人といえば、日本人なら誰でも知ってたマッカーサー(Wikipedia)という人がいます。名前をクリックすると写真も出ますが、高いウエスト、ゆったりとしたヒップのズボンをはいています(意外にセクシーかも?)。
(補足 男性ズボンのウエストの高さは昭和20年以前からのものです)

そういえば1960年代の日本の田舎のオジサンたちも、こんなズボンでした(都会では若者たちは低いウエスト、細いお尻のズボンになってたと思いますが)。
男性の背広の上着も、肘の高さがいちばん細く作られていますので、その高さにズボンのウエストもあった時代があったということなのでしょう。

もしかすると当時は、実際の肉体のウエストも肘の高さだった男性が多かったのかしらとも思ったのですが、わかりません。でも何十年もその位置でベルトを締めていると、ウエストもその位置になるのではないでしょうか。当時のある地方の裸祭りの記録写真を見ましたが、皆さんずん胴なおからだなので、どこがウエストかよくわかりませんでした。

着物の帯は、男性装ではずっと低かったみたいです。あまり高いと子供みたいに見えてしまいます。女性装では、やはり帯は高い位置で、細い帯でもウエストの高さです。安土桃山時代の絵巻などを見ると、女性装でも低い位置に帯を締めるのがあったようですけど、労働などの実用的なものだったかどうかは疑問に思います。低い位置に帯を締めたら、動いているうちに帯がどんどんずりあがっていって、着物の前もはだけそうになります。子どもたちも、胴のくびれがあったので、帯も高い位置に締めたようです。

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