逆上がりと身のこなし

もう何年も前からのことなのですが、鉄棒の「さか上がり」ができない子が増えているらしいです。
鳩子は運動は苦手だし、男の子のわりにお尻は重そうだし、さかあがりはできなかったと思われそうなのですが、実はできました。
小学校の体育の時間に鉄棒を前にしたとき、できないかもしれないと思って、とても不安な気持ちでいたことを思い出します。2〜3回試みてできたのでした。

逆上がりができない子が増えたことついて調べてみたら、外で遊ばない子が増えたため、という指摘がありました。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/archive/news/2004/03/24/20040324ddm013070037000c.html
「原っぱで追いかけっこをしたり、木登りやジャングルジムで遊んでいたりするうち、身のこなしを覚えた。その機会が不足しているのだ。」

なるほどと思いました。
現在の生活では、お茶を入れるにしても、電気ポットのボタンを軽く押すだけでお湯が出ます。便利になりました。10年以上前は、電気ポットの上の丸いところをぎゅっと押し続けると、ポンプのようになっててお湯が出るのでした。もっと前は、ヤカンいっぱいに沸かしたお湯を魔法ビンに移し変えて、重い魔法ビンを傾けて持ってお湯を注ぐのでした。からだじゅうの筋肉を使って、からだのバランスをとりながらの動作だったのですが、今は指先を触れるだけになりました。
そんなぐあいに子どものころから、からだの筋肉の中であまり使わないような筋肉がたくさんあって、そのまま大人になってしまうのが、今の生活なのでしょう。
歩き方がロボットのようにガクガクしてる若い人をときどき見かけます。同様の原因があるのでしょう。

若い純女さんよりも40代以上のトランスさんのほうが、歩き方も身のこなしも、よっぽど綺麗だというのは、そういうところにも原因があるようです。

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コメント

さと : 2007年1月10日 01:11

なるほどーって思いました。確かにトランスさんの方は純女さんより女らしい仕草をしますよね。それはいつも見習うようにしてるんです、というのが私は仕草が子供っぽく荒っぽいので、気をつけるようにしてます^^ゝそういう意味ではやっぱりトランスさんの仕草や写真に収まるときのポーズでも見習ってます。性的な事は別にしても自分が女であってきれいにメイクできるという事をとてもHAPPYだと思います。そしてやはり女性は熟年から勝負?かもしれませんね。昔美人伝を書いた長谷川時雨が、若いというのはそれは見た目であって本当の女の魅力は30すぎてからでてくる。って書いてあったと読みました。。。

鳩子 : 2007年1月10日 12:20

心の面でも今は情報過多ですし、日替わりのファッションで歩く人たちも、
その日替わりの部分を取り除くと、やせ細ったハリガネのロボットみたいな歩き方だけしか残らないのかもしれませんね。注意したいものです。

長谷川時雨……、素敵な女性です。
松岡正鋼氏のページを一気に読んでしまいました。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1051.html
少し引用してみます。
「 そもそも人の一生は、誰だって一筋縄ではないんです。誰にだって唐突が訪れ、予想外のことが続き、思いもよらない出会いがあるものです。そこをどのように自己編集し、相互に編集しあっていくか。人生結局、縮めればそれしかありません。
 長谷川時雨はそのことを美人に絞って描こうとしたのですが、もとよりここで美人とよばれているのは見かけの美人とはかぎらない。いわば「心根の美貌」と「仕草の器量」と「表現の美粧」をもっていた女性のことを、美人とよんでいるのです。」

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