舞台女優になりたかったころ

12/17「子どものころなりたかった職業」には書き忘れましたが、20代のころなりたかった職業に、舞台女優というのがありました。
たとえば三輪明宏のような人になるには、稀な才能がなければなれませんし、ニューハーフのような仕事には、あたしは向いていないと思いました。

そこで漠然と思っていたことは、日本には歌舞伎というのがあり、明治時代に西洋人に評価されてしまったために、江戸時代の服装のまま古典芸能として固定化してしまったのですが、もとは江戸時代の庶民が憧れる服装をした役者が出る江戸の現代劇だったのです。歌舞伎の古典芸能化に飽き足らないようなエネルギーは、現代日本にもあると思えるので、そのような現代劇の劇団もあるに違いないと思ったのです。つまり宝塚の少年歌劇版です。でもそのようなものは、ありませんでした。

やはり明治の国家はそのようなものは認めなかったのだと今なら理解できます。
近代日本が捨ててしまった大事なものの一つではないかと、今でも思うのですが、日本は本当に残念な道を歩んでしまったものですね。

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