電柱でござる

写真に東京電力の電柱が写っています。
電柱の上のほうには、何本かの電線が固定してあるわけですが、電線を固定してある部分は電流が通らないように磁器製品が使われていて、それをガイシというわけです。碍子という漢字を書きます。
この「碍」という字には「さまたげる」という意味があります。電流が流れ出てしまうのをさまたげるからなのでしょうね。

近代文学の小説などをみていると、「障害」と書かずに「障碍」と書いていた時代があったことがわかります。血行障碍とは、血行がさまたげられる状態のことです。
そのほか車両・停泊でなく車輌・碇泊とか書くのが本来の漢字の使い方らしいのですが、戦後になってやさしい漢字で書くような習慣になったみたいです。

性同一性障害なんかも「害」の字が嫌いだという人は、ひらがなまじりでなく「性同一性障碍」と正統の漢字で書けば良いのではないかと思ったり。
(*^o^*)

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コメント

まりっぺ : 2007年11月20日 21:51

そもそもGID(Gender Identity Disorder)のDisorderを「障害」と和訳してしまったのが間違いだと思います。disorderの本来の意味は障害ではなく混乱とか不安、不安定な状態をさします。他の精神疾患もみなdisorderを障害と訳しています。ということは、性同一性混乱症としたほうが良さそうですね。障害を障碍としても何か違うような感じがします。

鳩子 : 2007年11月22日 01:38

翻訳が良くなかったということでしたね。忘れてました。^^;
日本ではカタカナ言葉が好きな人が多いので、そのままカタカナでやっても良かったのかもしれませんね。
「翻訳」も確か「飜訳」と書くのが昔の書き方でしたが、「羽」と「飛」ではそんなに大きな違いとはいえないんでしょうね

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