性同一性障害世代

9月3日
…… ここんとこ書きすぎなので今日は休もうと思いましたが……
やっぱり書きました ^^ゞ
「性同一性障害世代」という言い方があるそうで、やっぱり世代の問題なのかと思いました。TG TS TV CD その他いろんな言葉がありましたが、どこの用語説明をみても、わかりやすい説明というものはありませんでした。ところが三橋順子さんの「日本トランスジェンダー略史」を読むと、それらの言葉が使われ始めた経緯がわかり、ある時期にある人たちのグループの思い入れから広まった言葉なのだとわかります。音楽のジャンルにも似たところがありますが、音楽の場合そのジャンルを代表する有名アーティストが必ずいるので、言葉で説明しなくても、ああいう音楽なのかとわかります。言葉だけではわかりません。
「CDですかTGですか」とある男性に聞かれたことがありますが、CDでは彼の性の対象にならないという意味らしいです。TS、TVは死語になりつつあるのでしょう。ということはやはり特定の世代にだけ受け入れられた言葉なのです。
鳩子も世代が若ければ完全な「性同一性障害世代」になったことでしょう。けれど鳩子の子どものころには少年少女世界名作全集というのがあって、世界の珍しい話、神話や伝説や歴史物語の中には、両性具有のようなお話はたくさんありました。人類の長い歴史の中で培われてきた古典に、少しは親しむことができましたから、二つだけではない小さな性同一性を確認していたのかもしれません。
少女漫画の主人公は、友人と彼とが幸福になれるように努力して、自分の幸福は考えませんでした。「あなたはそうやって人のことばかり心配して、自分の幸せのことを少しは考えなさい」というようなセリフ。子どもの自己主張を認め、それを汚れなき純粋なものとして実現させてあげるのが大人たちの務めである、という新しい教育スタイルが流行していったのは、その後の時代でした。お医者さんがGIDの認定をするときも「本人の希望」が最初にあるわけです。

Trackbacks

コメント

< 男は論理的? | top | 似顔絵のこと >