サポテコ族のムシェ

「ようこのとりかへばや物語」で「ムシェ」の解説を読みました。
 メキシコ南部のフチタンという町にサポテコ族という少数民族があり、彼らの社会では、とても理想的に見える性の選択がなされ、ムシェ(女性として暮らす男性)、マリマチャ(男性として暮らす女性)と呼ばれる人たちがいるそうです。
 サポテコ族の社会では、女性の服装をして女性の職業につけば、自然に女性と認められるそうです。男性とされる場合はその逆ですが、職業で性が決まるのですから、性による職業の分業がはっきり区別された社会ということになります。
 母系制社会で女性の強い社会らしく、女性の職種も多岐にわたるのではないかと思います。「語り部」のような職業は女性的だと思うのですがどうでしょう。
 もともとアメリカ大陸の先住民たちはみな、性に寛容な社会をいとなんでいたそうで、同性愛などを嫌う近代のヨーロッパ人は、それを悪魔の社会のように見て侵略の口実にしたようです。今またグローバル経済によって様々の伝統的なものが危機にひんしているともいいます。
 アメリカ大陸の先住民は、黄色人種で、言語も日本語と同じ膠着語に分類されるもので、環太平洋の古代文化には共通のものがあったのだという話もどこかで聞いたことがあります。
http://www.palette532.com/~inui/folklore/w02.html
http://www.fujitv.co.jp/jp/pub_info/pub/00-29.html
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4894340550.html

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