勤労感謝の日 & 良かれと思って

勤労者の皆さま、ご苦労さま。

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(24日の記事) 
良かれと思って
 「セクシャルサイエンス」というサイトで見た三橋順子さんのインタビュー
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2004-2/ss0402-4.htm
 現在の問題点を網羅するような内容で、いろいろ考えさせられることがぎっしり詰まっていました。
 いちばん重要なテーマはなぜ日本だけが、当事者が病気の症状の名であるGIDを自称するのか、という点なのでしょう。問題の根は深いのですが、思いついた断片を書いてみます。
 日本人は可哀想な人の話に弱いですから、経済的に貧しい人たちが少なくなった今は、可哀想な話にやや過敏に反応することも多くなりました。地震の被災地にはかなりの義援金等が集まっているようですし、それは良いことなのですが、北朝鮮拉致の被害者への同情は過剰になると政治的に利用されそうで怖い話です。
 逆境に立ち向かっているような人には、少々のことは目をつぶってひたすら応援しなければならない、というのは、松井選手が打てない時期があっても技術的な批判はしない今のスポーツ報道も同じです。オリンピックの報道も、応援番組のようになってます。メダルを取れなかった人はそっとしてあげようという感じで、反省や今後の決意などを聞くことはできません。
 あるいは、「良かれ」と思ってしたことは全て善であるかのような考え方。クリスマスがこれだけ盛んになったのは、バブル経済崩壊以後で、つまり年末商戦で少しでも日本の景気がよくなればということだった、という見方もあるようです。景気のためだから細かいことをあれこれ言ってはいけないという国民の了解事項になっているようなのです。
 古い世代の人たちは、からだの具合が悪くても人前では普通にニコニコふるまうのが他人への思いやりと思って来ました。病気といった次元ではないところで、性別の問題を許容してきた社会だったのでしょう。

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